2018年5月8日火曜日

畠山孝一展、会期終了いたしました

ゴールデンウィークの最終日、5/6をもって企画展「三陸の譜 畠山孝一展 生命の宿るがごとく」無事終了いたしました。

会期中の来館者数は1500人を超え、遠くは大阪や岡山、岩手から畠山展のために上京されたお客様もいらっしゃいました。3/9付の日経新聞文化欄に畠山先生の紹介記事が掲載されたことで、より多くの方に作品をご覧いただく機会ができたのではないかと感じています。

 

また、日頃から森の美術館にご来館いただいているお客様が会期中何回も足を運んでくださったのも、たいへん嬉しいことでした。我々スタッフも畠山展の会期中に様々な方との出会いに恵まれ、とても充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございます。

5/7にはさっそく運搬業者により、作品の搬出が行われました。業者さんのスピーディな作業で、あっという間に畠山先生の大作の数々が運び出されていきます。屋外に運び出され、自然光で見る作品は展示室で見る時と微妙に色合いが異なり、それもまた素晴らしい経験でした。作品自体からスタッフへのご褒美のような気がして、忘れられない光景です。
大好きだった「昼下がり」
端の部分を取り外さないと、トラックに積み込めません

しっかり梱包された作品は、また広田町の三陸館と花巻の萬鉄五郎記念美術館へと返却されます。森の美術館にとって大きなプロジェクトがもうすぐ終わるのだな、と少し寂しくなっているスタッフ一同です。会期中にお世話になった方々に改めてお礼申し上げます。

スタッフ全員で作品を見送りました